中小、休廃業・解散5万件 高齢経営者にコロナ追い打ち 遅い支援、借金二の足
日経新聞5/31朝刊より
「第1次・2次補正予算案で合計1兆6000億円を計上した雇用調整助成金。手続きの煩雑さなどから支給が決定されたのは22日時点で約90億円にとどまる。」
先日実務で、雇用調整助成金申請のサポートを行った。4月当初は申請書類の煩雑さ、ルールの複雑さにめまいがした。
率直に「厚生省、金を出したくねーんだな!」と怒り震えたことを思い出す。
4月以降から断続的に、簡易化されてきたが、当初のイメージも手伝って、忙しく、さらに先々に気をもむ経営者にしてみれば『簡易化されたが簡単には申請書の作成ができない』のは痛いほどわかる。
22日時点でまだこんなに支給金額が低調なのかと落胆しつつ、私がサポートした企業の申請が通ることを切に祈る。
厚生労働省には、雇用調整助成金が支給されるまでは経営者の先払いだからな!と強く言いたい。支給は1か月後では遅いレベル。
中小企業で3か月も余剰資金持っている会社は優良企業のごく一部のみだけである。
私にも従業員を解雇した苦い経験がある。経営者は誰も解雇など、したくてする者はいない。
雇用調整助成金のさらなる大幅な改善を強く望みたい。